施設紹介
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施設の特徴
循環型社会の実現に貢献するごみ焼却施設
あつあいクリーンセンターは、循環型社会の実現に貢献するために、最新のごみ処理技術と環境保全対策を備えた施設として、厚木市・愛川町・清川村のごみを処理しています。
安心、安全で安定稼働する施設

安定燃焼を実現する自動燃焼制御システムや、AI技術等を取り入れた運転管理により、適正で安全なごみ処理を行い、施設の安定稼働を維持します。停電時や災害発生時には施設の自立運転を行い、緊急時にもごみの適切な処理に対応します。
エネルギーと資源の有効活用

ごみを燃やす際に発生する熱を利用して蒸気を作り、その蒸気を活用してタービン発電機で発電した電気を施設内の電力として使用しています。
また近隣の厚木市ふれあいプラザへ余剰電力や余熱を利用した高温水を供給したり、焼却灰を資源化したりするなど、ごみ処理で発生するエネルギーや資源を余すことなく有効活用しています。
災害時の緑地活用

約3.7haの緑地のエリアは、大規模災害発生時に可燃性災害廃棄物一時保管場所として使用します。平常時は芝生の多目的広場やじゃぶじゃぶ池、遊具等を備えた憩いの場として開放しています。
環境保全対策

排ガスは、法規制値より厳しい自主規制値を定めて管理しています。また、ごみピットの空気を燃焼用に利用し、外部への臭気拡散を防止しています。さらに、プラント排水は、施設で再利用し環境負荷軽減を図っています。
排ガスの法規制値と自主基準値
| 項目 | 法規制値 | 自主規制値 |
|---|---|---|
| 窒素酸化物 | 250ppm 以下 | 20ppm 以下 |
| 硫黄酸化物 | 2427ppm 以下 | 10ppm 以下 |
| 一酸化炭素 | 100ppm 以下 | 30ppm 以下 |
| 塩化水素 | 430ppm 以下 | 10ppm 以下 |
| ばいじん | 0.04g/㎥N 以下 | 0.005g/㎥N 以下 |
| 水銀 | 30μg/㎥N | 30μg/㎥N |
| ダイオキシン類 | 0.1ng-TEQ/㎥N以下 | 0.01ng-TEQ/㎥N以下 |
施設概要
| 敷地面積 | 54,831.39㎡ |
|---|---|
| 延床面積 | 14,691.90㎡ |
| 工場棟延床面積 | 14,536.07㎡ |
| 階数 | 地上6階 |
| 建物構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造等 |
| 煙突高さ | 80m |
| 竣工 | 令和7年11月 |
| 設備概要 | ①焼却施設 処理能力:226t/日(113t/日・炉×2炉) 処理方式:ストーカ式焼却炉 発電設備:蒸気タービン・タービン発電機(最大出力4,510kW) ②粗大ごみ処理施設 処理能力:12t/日(5h) 処理方式:低速回転破砕機 高速回転破砕機 ③緑地のエリア 大規模災害時は可燃性災害廃棄物の一時保管場所として使用 |
もえるごみの処理の流れ
あつあいクリーンセンターでは、ストーカ式焼却炉と呼ばれる焼却炉でごみを燃やして処理します。
ごみを焼却処理する際に発生する熱を利用して蒸気を作り、その蒸気を活用して蒸気タービンで発電した電気を施設内の電力として使用するとともに、余剰電力を売電します。
また近隣の厚木市ふれあいプラザへ電力や余熱を利用した高温水を供給したり、焼却灰を資源化したりすることで、循環型社会の実現に貢献しています。
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粗大ごみの処理の流れ
施設に集められた粗大ごみは、処理不適物ヤードなどで危険物や資源を取り除きます。その後、2種類の破砕機によって細かく砕かれ、磁石やふるいの力を利用した選別機を通して鉄やアルミなどの金属、不燃残渣、可燃残渣に選別されます。
回収された金属類や不燃残渣はリサイクル工場へ運ばれ、再資源化されます。ごみに含まれている資源を可能な限り再利用することで、循環型社会の実現に貢献しています。
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施設配置図
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